卓球をはじめたばかりの初心者が粒高を使い始めるタイミングは?

中学や高校で卓球部に入り、初めて卓球というスポーツをするというパターンが多いのではないでしょうか。

戦型を決めるのに、部活動の指導者の方針で、最初から粒高を貼って打ち始める子もいるのではないでしょうか。

でもちょっと待ってください。

卓球の「た」の字も知らないうちに、その子の適性を見ないうちに粒高を貼らせてうたせるのかいかがなものかと思います。

目次

粒高を始める時期

自分は粒高が向いてそうだ、ゆくゆくは粒高にしたい、でも粒高に貼り替えて粒の練習を始めるタイミングはいつなら良いの?

そう思うのも当然です。

少なくとも半年以上は裏裏で基本技術を身につけた上で、粒高ラバーに変更するのが良いと考えています。

できれば、自分の戦型の向き不向きが分かってからでも遅くはないです。

粒高使いの出澤杏佳選手も最初はうらうら出始めています。
クラブの指導者が出澤選手のフォームを見て、「この子は異質向き」と判断され、その時から表粒になりました。

ちなみに私は適正など考えず、裏粒の先輩に憧れて、なんとなく興味本位で中1の冬頃に粒高に変えて今に至ります。

裏裏に戻さなかったことから、自分に合ってたんだと思っています。

粒高を貼る前に、まずは裏裏の王道のプレースタイルを練習させる

まず最初の半年~1年は裏裏で基本の打ち方を身につけましょう。フォアハンド、バックハンド、つっつきなど。

ドライブはやや高度な技になります。

球に回転を与えること、コースを突くことやサーブやレシーブの基礎をしっかりと身に付けましょう。

普段の練習や試合を通して、どのようなプレースタイルが合っているか、次第にわかってきます。

一通り基本の打ち方を身につけさせた上で、粒高に向いていると思ったのなら、粒高にしてみましょう。

指導者が粒高を貼らせたがるわけ

指導者が粒高を貼らせたがるパターンはだいたい以下の3つです。

勝ちたいから粒高

小学校から卓球をやっている子は裏裏の子が多く、粒の変化には慣れていません。

中学から卓球を始める子が多い学校が、小学校からクラブでやっている子に勝つために粒高を貼らせる

そんな方針の指導者は、まあまあよく見かけます。

王道のドライブ型は一人で、他はペン粒や裏粒(またはアンチ)カットマンばかりという学校がありました。

顧問の厳しい指導もあって、その学校は県大会の上位にまで勝ち上がっていきました。

実話です。

どんくさいから粒高

どんくさい子に粒高を貼らせて、粒の変化だけで勝たせてあげようと考える指導者がいます。

しかし実際の前陣異質裏粒攻守型はドライブ型以上に反射神経を必要とします。

ドライブ型と違って振りが小さいので、運動神経が多少鈍くて振り遅れても大丈夫だと思われているのでしょうか?

確かに、ペン粒は傍から見ていると壁のようなプレーで動いていないかのように見える試合を目にします。

しかし実際にはフォアに来た球を回り込んでバックで打ったり、バックに来た球を回り込んでフォアで打ったりと、本当に強い選手はかなり左右に動き回っています。(前後にはあまり動きません。飛ばせないので、下げられたら負けます)

鈍くさいけど体力があって粘れる子なら、どちらかというとカットマンを勧めます。

球がゆったりとしているし、カットマンの試合は長引くことが多いから(特に女子)。

レシーブが下手くそだから粒高

粒高は回転の影響を受けにくいこともあり、サーブの回転が読めない子のレシーブ力を上げるために粒高にすることはよくあります。

裏ソフトに比べ、粒高でレシーブはしやすいです。

ただし、打ち方を間違えると相手のチャンスボールを与えてしまうので注意が必要です。

粒高を貼らせてみたい子とはどんな子?

バックハンドがうまく、コース取りで点を取りにいくタイプ

もちろん、チャンスボールはスマッシュやドライブを打ちますが、バックハンドでの緩急やコース取りが上手い子は、粒高がハマるかもしれません。

ドライブ攻撃よりもスマッシュ攻撃

後ろに下がってドライブを打ち合うのではなく、前に張り付いて浮いたチャンスボールをすかさずスマッシュ

粒高ラバーはチャンスボールが生まれやすくなります。

チャンスボールが生まれることで、得意のスマッシュ攻撃がより活かされます。

ラリーを続けるよりも、チャンスボールが来たら一発で抜きたいという人に、裏粒のプレイスタイルがおすすめできます。

福岡春菜選手はラリーが続くような試合が苦手で、一発で抜くために裏粒のプレースタイルになりました。

裏ソフトラバーから粒高への変更

いきなり粒高ラバーを貼って練習するのもありですが、変化系表を間に挟んで慣らす方法もあります。変化系表を間に挟むことで、新たな発見があることもあります。

裏ソフトラバーで基本の打ち方を習得したら、

  1. 回転計表ソフトラバー
  2. 変化型表ソフトラバー
  3. 粒高ソフトラバー
  4. 粒高一枚ラバー

と徐々に変化の大きいものに変えていくのです。

その過程で粒高よりも表のほうが合っているかもしれないという発見があるかもしれません。

変化系表ソフトラバーを用いたときに、攻撃的な使い方をするか、守備的な使い方をするかはっきりします。

守備的であれば粒高へと変化させていきましょう。

攻撃的な使い方をしているのであれば、表ソフトを使いという手もあります。

とはいえ、粒高でも攻撃的な使い方をする選手はいます。

合わなかったら裏に戻す勇気を

粒高に慣れていない人が多い環境では、粒高の変化だけである程度勝ち進んでいってしまいます。

ですがなかなか上位にはなれません。

しかも高校生ぐらいになると粒高に慣れられてしまい、初戦から勝ちづらくなってくることだってあります。

ドライブ型やカット型に比べ、粒高使いの戦型は本当の意味でマスターするまで時間がかかります

ものになるまでドライブ型3年、カット型5年であるならば、裏粒攻守型は7年と言われることさえあります。

粒高を貼って打ってみて、自分には無理だと感じたら裏ソフトや表ソフトに戻したって良いのです。

今は慣れていないだけで練習すればなんとかなりそう、自分に粒高は合っていそうだと感じたのであれば、粒高での練習あるのみです。

合うか合わないかは、自分の直感を信じましょう。

最初はなかなか勝てないかもしれないけれど、粒の打ち方をものにしたとき、急に上位まで勝ち上がれるようになります。

そしてある時、粒の変化だけで勝ってくことは難しいと感じる壁にぶち当たることになります。ただ打ち返すだけではない、頭を使ってコースを狙ったり、裏と粒のギャップを活かすにはどうすれば良いのか、悩み始めます。

研究あるのみです。頑張っていきましょう。

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