オールラウンダーの浅井一恵選手

浅井一恵(あさい ひとえ)選手は昔はカット型とも紹介されることが多かったのですが、最近は攻守型やオールラウンダーと紹介されることが多くなりました。

カット型と言うほどにカットはしていませんし、あまり後ろに下がることなく、チャンスボールが来たら逃すこと無く攻撃もビシバシやっています。

攻守型と言うには、カットを多用しています。前陣カットです。

カット型と攻守型の中間ともいえるスタイルで、相手に合わせてカット型と攻守型の振り幅を変える、そんな変幻自在のオールラウンダーな選手です。

目次

世界ランキング

部門取得時期最高ランキング
シニア2016年11月202
21歳以下2017年1月72
ジュニア2017年1月29
カデット2017年1月4

主な戦績

開催年大会名部門成績
2016全日本卓球選手権大会カデット14歳以下準優勝
2014全日本卓球選手権大会ホープス3位

うろ覚えですが、東アジアホープスに日本代表として参加し、シングルスで入賞していた記憶があります。

カットが炸裂したなんて言う記事を、卓球王国で読んだことがあるような……。

浅井一恵選手の歩み

愛知の名門クラブのピンテックで卓球を始めます。

中学はミキハウスJSCに進むも合わずに地元に戻り、地元で引き続き卓球の腕を磨くことになります。

その後、卓球界のレジェンド松下浩二選手を排出した桜丘高校に進学します。シングルスだけでなく、小学生時代から一緒に卓球をしている原田選手とダブルスを組み、好成績を残しています。

高校卒業後は、日本リーグ1部のエクセディに入社します。

日本リーグでの活躍を楽しみにしています。

浅井一会選手のプレー

浅井選手のプレーの魅力は、粒高だけでなく反転しての裏ソフトラバーでのバックハンドスマッシュ、ときにカットマン、ときに攻守型が切り替わるところにあります。

バック面の粒高の使い方が、巧いです。

コース取りも、エグいです。

カットマン相手に、ドライブだけで攻めているわけではなく、ツッツキでしのぎつつ、チャンスボールはしっかり叩いています。

そのツッツキも、バック面で打つ時のラケットの当て方に違いがあります。横に引いたり、プッシュしたり、つっついたり、さまざまな変化を与えていることが分かります。

単調な打ち方なんてしていません。そこからチャンスボールを誘い出して、スマッシュを決めています。

バックハンドも粒ばかりで打っているわけではありません。時に反転して裏ソフトでバックハンドスマッシュを打ってきますので、やりにくい相手であることは間違いありません。

裏ソフトと粒ではバックハンドの振り方が変わってしまいまいますので、裏と粒でのバックハンドをしっかり練習していないと打てません。

カット主体でプレーする試合も多く見られます。

カットが苦手な相手にはカット主体で攻めていますが、台からあまり離れないからこそできるカウンターが炸裂しています。

浅井選手自身の才能もありますが、カットも粒高も習得するのに時間を要する技術です。しかも反転しての裏ソフトと粒高ラバーの両方の技術を習得するのは本当に大変です。

浅井選手の変幻自在なプレーは、さまざまな技術を身につけた努力の賜物であると私は思っています。

浅井一恵選手の使用用具

ラケット Nittaku 「剛力」

異質型の選手にはおなじみの剛力です。2019年度のインターハイ、女子でベスト8に入った選手のうち4人が強力を使用していました。

かくいう私も愛用しているラケットです。

フォア面 Butterfly テナジー80(厚)

テナジー80といえば、知る人ぞ知る水谷隼選手も使用しているテンション系裏ソフトラバーです。

テナジーの中では、回転とスピードのバランスに優れたラバーです。

バック面 Dr.Neubauer デスペラード(OX)

粒の表面に網目があり、引っかかりやすく、粒高ラバーとしては扱いやすいラバーです。

ふわっとした弧線ではなく、まっすぐ直線的に鋭く飛んでいくのが特徴です。

攻撃もしやすいラバーですね。

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