表アンチの異質攻守型、アメリー・ゾルヤ選手(Amelie Solja)

アメリー・ゾルヤ選手はフォア面に表ソフト、バック面にアンチラバーを貼った異質攻守型の選手です。

母は元卓球のブンデスリーガ、父も何度か州大会で優勝したことのある選手という家庭に生まれ、姉妹たちもブンデスリーガという卓球一家です。

以前はドイツの代表選手として活動していましたが、2011年からはオーストリア代表選手として活躍しています。

ドイツのペトリッサ・ゾルヤ(Petrissa Solja)選手はアメリーの妹で、裏裏の正統派攻撃スタイルです。

姉はオーストリア代表選手として、妹はドイツの代表選手として異なる国で活躍しており、姉妹揃って強いです。ちなみに、ランキングは妹のほうが上です。

目次

世界ランキング

部門ランキング部門最高ランキング取得時期
シニア2020年4月79シニア472014年10月
21歳以下182008年1月
ジュニア42008年2月

主な実績

開催年大会名部門順位
2005ヨーロッパジュニア選手権大会カデット女子ダブルス優勝
2006ヨーロッパジュニア選手権大会女子ダブルス優勝
2006ジュニア世界選手権大会女子シングルス3位
2006プロツアー・スロバキア大会女子ダブルス3位
2007ヨーロッパジュニア選手権大会女子シングルス準優勝
2007ジュニア世界選手権大会女子シングルス3位
2007ジュニアサーキット・スペイン大会女子シングルス準優勝
2007ジュニアサーキット・ポーランド大会女子シングルス3位
2008ジュニアヨーロッパ選手権大会女子シングルス準優勝
2008ジュニアヨーロッパ選手権大会女子ダブルス準優勝
2008ジュニア世界選手権大会女子シングルス準優勝
2008ジュニアサーキット・チュニジア大会女子シングルス3位
2010プロツアー・モロッコ大会女子ダブルス3位

アメリー・ゾルヤ選手はもともとバック面にアンチ粒高を貼っていた選手でした。

2008年7月にアンチ粒高は使用禁止になったため、その後は表彰台からは遠ざかるようになってしまっています。

アメリー・ゾルヤ選手のプレー

画質は良くないですが、アメリー・ゾルヤ選手がドイツのジュニア選手として出場していたジュニア世界選手権大会で日本の谷岡あゆか選手と戦っている映像があります。

ひたすらバックで粘って粘って粘って粘って、チャンスボールを叩いています。

バックでのボールさばきが巧いですね。

フォアでもバックでも足を鳴らすくせがありますが、そこは気にしな~い。

2008年ジュニア世界選手権大会

フォア表、バックアンチというひじょうに珍しいスタイルがゆえに、その球質変化に殆どの相手は苛つきます。

フォアでもバックでも、足を鳴らして打つので、その音に対しても苛ついているのではないでしょうか。

床材に音があまり響かないものを使用している大きな大会の時は気になりませんが、普通の体育館の床ではかなり気になる音です。

球質と床の音に相手はイライラして無理に打ちにいってしまい、自滅するというパターンがよく見られます。

石川佳純選手もアメリー・ゾルヤ選手の球質変化に苛つき、2ゲーム目を落としてしまっています。

石川選手の表情に、その苛つきぶりが伺えます。相当苛ついています。

しかし3ゲーム目以降はボールを丁寧に扱い、落ち着いたプレーでゲームに勝っています。

なかなか難しいかもしれませんが、このような相手にはとにかく精神を落ち着かせ、球質をよく見極めて無理に打たずにボールをつなげ、本当のチャンスボールを打っていくことが大事だとよく分かる試合です。

アメリー・ゾルヤ選手の使用用具

フォア面に変化系表ソフトラバー、バック面にアンチラバーを使用しているので、球質変化のエグさが使用する用具だけで分かります。

こんな選手と当たってしまったら……、私はおそらく自滅してしまうタイプ……。

ラケット JOOLA ロスコフ フォース

しっかりとした打球感のあるカーボン入りの弾むラケットです。

特殊素材ラケットとしては弾みが抑えめで、はじめて特殊素材入のラケットを使用するという人におすすめのラケットです。

同じアンチ使いでも、ラケットの選び方はルカ・ムラデノビッチ選手と正反対です。

フォア面 Dr.Neubauer キラー

縦目の表ソフトラバーです。

表ソフトラバーとしてはやや柔らかめのピンクスポンジを採用しており、粒を指で押すと、表としては粒が倒れます。

変化系表ソフトラバーといったところでしょう。アタック8に似ています。

バック面 Dr.Neubauer バッファロー

前陣向けのアンチラバーという触れ込みのラバーです。

シート、スポンジともにひじょうに硬く、表面はサラサラでひじょうに滑るラバーです。

アンチラバーだからといって全く切れないわけではなく、インパクトを強く当てれば切れます。

トップシートは粒が薄く、粒は小さく、間隔が広くなっています。

かなりクセの強いアンチラバーで、使いこなすまでに時間を要しますが、使いこなすことができれば相手を惑わすひじょうに大きな武器になるでしょう。

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