粒高にあうラケットの選び方

ラケットは、必ずラバーと別売りになっているラケット単体のものを購入しましょう。ラバーは消耗品です。 ラバー張りラケットではラバーの張替はできません。

ここではシェークハンドに限定して解説します。なぜなら、私がシェークハンドを使用しており、ペンタイプのことは分からないからです。

ここでは一般論として、粒高選手に合うラケットについて考えます。

一般論ですので、必ずしもこのとおりとは限りません。

目次

粒高使いが選ぶべきラケットとは

粒高に合うラケットとは、粒が倒れやすい硬いラケットであり、粒が倒れる前に弾いてしまわないような飛ばないラケットを選ぶのが一般的です。

これは一般的なものであり、すべての選手がそうすべきだとは考えていません。

自分が使いやすく勝ちやすいと感じたラケットが、合うラケットになります。

カタログに記載されている指標などから、何を基準にラケットを選ぶべきなのか、考えてみます。

特殊素材入りか木材か

前陣に張り付き、守備を重視する粒高選手は飛ばす必要はありません。

特殊素材入りは球離れが良すぎてしまい、粒高の特性を活かせません。木材合板ラケットを選ぶことをおすすめします。

初心者は癖のない5枚合板から始めると良いでしょう。

しかし必ずしも特殊素材入りがダメというわけではありません

トッププレーヤーたちの中には特殊素材入りのラケットを用いている裏粒異質攻守型の選手もいます。ドライブやスマッシュの威力を重視し、粒高で攻撃的なプッシュを多用する選手であれば、カーボン入りのラケットでも全然構いません。

揺れる変化よりも、素早い粒高プッシュで相手を揺さぶりたい選手は、飛ぶラケットを選ぶ傾向にあります。

インドのマニカ・バトラ選手は、特殊素材入りのラケットを使用している裏粒攻守型の選手です。

特殊素材入りのラケットを選ぶ粒高選手は、特殊素材が表面近くに挟み込まれている飛ぶタイプよりも、奥深くに入っている比較的飛ばないタイプの特殊素材入りラケットを選ぶことが多いです。

ラケットの硬さ

卓球用品のカタログには掲載されていない指標なのですが、よくラケットの「しなり」とか「硬さ」とかを耳にしたことはありませんか。

この2つの指標もラケットを選ぶ際の大切な指標となります。ただし、個人の好みがかなり大きい指標でもあります。

木材合板ラケットは柔らかいものが多く、叩くと鈍い音がします。特殊素材入りのラケットは硬いものが多く、叩くと「コンコン」という音がします。

初心者はある程度のしなりがあって柔らかいラケットを選ぶと良いです。まずは柔らかいラケットに柔らかいラバーを貼って基本技術を先に身につけると上達が早くなります。

粒を倒して粒の特性を最大限に活かすことを考えると、扱いにくいですが硬いラケットのほうが粒が倒れやすく、変化の大きな返球ができます。

スピード

「ファースト」、「ミッドファースト」、「ミッド」、「ミッドスロー」、「スロー」

メーカーによって多少表記方法は異なっているかもしれません。

粒高前陣異質攻守型の人は、ファーストを選んではいけません

ファーストではせっかくの粒高の特性を行かせません。飛ばす必要もスピードも必要ありません。

ミッド、またはミッドスローを選ぶと良いでしょう。

戦型

「攻撃」、「守備」、「カット」、「オールラウンド」、「ラージ」

これもメーカーによって多少表記方法は異なっているかもしれません。

自分がどのプレースタイルなのか、どんなプレースタイルを目指すのか、それに合ったものを選びます。ラケットの箱にどのプレースタイル向けのラケットなのか表記されています。参考にしてください。

ラージはルールが異なるラージボール用ですので、硬式卓球の人は選ばないでください。

異質ではあるけれどもフォア面でのドライブを重視したい方は攻撃を、バック面の粒高を活かしたプレイを目指すのであえば守備型を選ぶ人が多いです。

守備用とされているラケットは、攻撃用に比べてフォア面で打ったボールの威力は小さいですが、反面、ブロックが安定しやすくなります。

中には守備を重視してカットマン用のラケットを選ぶ人もいます。フォアでの攻撃を重視してドライブ型用のラケットを選ぶ人もいます。人それぞれです。

グリップの形状

グリップはその人の手の大きさ、握り心地、ラケットの回しやすさなどに影響してきます。

カタログや商品の箱にグリップの太さが描いてあります。自分の手の大きさをふまえて、グリップの太さを決めましょう。

ストレート

握りがまっすぐのものをストレートといいます。

メリットは、ラケットを回しやすいので、ラケットを回転させてプレーする人、フォアとバックで握り方を微妙に変える人はこの形状を選択するとやりやすくなります。

デメリットはグリップの握り位置が安定しないということです。そしてスッポ抜けやすいことです。サーブを打ったりスマッシュを打ったりなど力んだ時、ラケットが手から離れて飛んでいってしまうシーンを見たことがあります。

フレア

グリップの先の方が広がっているグリップ形状です。販売されているラケットはこの形状のものが多く、使用者も最も多くなります。

メリットは、先が広がっているので思いっきり打ってもラケットが手からスッポ抜けて飛んで行ってしまうことがあまりありません。握りも安定します。

デメリットは、ラケットを回転させにくいことです。ラケットをくるくる回転させて、相手を惑わせたり、サーブ時にラケットを回転させて打ちたい時、ストレートに比べもたつきます。

アナトミック

あまり見かけないグリップ形状です。人間工学に基づき、手のひらの真ん中に当たる部分が膨らんでいます。

グリップの先が広がっているので、スマッシュを打ったらラケットが飛んで行ってしまうようなことはありません。もちろん、フレアタイプよりも握り心地は良いです。

おすすめできるラケットとは

木材合板で硬くて飛ばないラケットは主流型ではないので数は少ないですが、ティバーの「幻守」、ニッタクの「剛力」がおすすめできるラケットです。

この2つは硬くて薄くて粒高を活かすラケットの条件を十分満たしています。

剛力や幻守は粒高や表ソフトと言った異質ラバー用に開発されたラケットです。合わないわけがありません。

他のラケットに比べ、この2つのラケットは粒高の特性を最大限に活かしてくれる上に、粒高面で打ったボールが暴れにくくひじょうに安定しています。

Dr.Neubauerが販売しているラケットも、粒高向けのラケットとされています(高価なのでなかなか試すことはできませんが、気になるラケットではあります)。

自分のスタイルや技術レベル、打球感を考えた上で、ラケットを選ぶようにしてください。

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