粒高ラバーの貼り替え時の見極め方

粒高ラバーの寿命は一体どのくらいあるでしょうか。裏ソフトよりも長いという人もいれば、短いという人もいます。

どっちなのでしょうか。

また、貼り替えどきかどうか判断する方法はあるのでしょうか。裏ソフトラバーは表面がつるつるしてきて、引っかかりがなくなったときが替えどきです。

粒高ラバーは裏ソフトラバーと違って、ボールが引っかかるというものではありません。

表ソフトのように粒の表面が網目状になっているものは、網目状のものが消えてきたタイミングも目安になりますが、網目がないものもあります。

網目がない粒高ラバーは、どう判断したら良いのでしょう?

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粒が切れたときがかえ時です

これはもう、言うまでもないことです。

粒が折れて切れてしまったときは、かえどきです。

粒がいつ頃折れて切れてしまうのかということは、ラバーの劣化度合いは使い方にもよりますので、誰にも分かりません。

福原愛選手は、張り替えたばかりのラバーが最初の1試合目に切れてしまったことすらあります。

ボールが当たる部分のたった1粒の粒が折れてしまい、「折れちゃった。ボールを打つ感覚がいつもと違う」と、当時小6の愛ちゃんがインタビューに答えています。

TV画面にパックリと切れた粒が映っていました。

その試合は、愛ちゃんがスペアラケットに交換して試合を続行したのかどうかは分かりません。おそらく交換したのではないかと思います。

たった1粒の粒が切れてしまったことが試合中にわかるなんて、さすがはトッププレーヤーです。私なら、たぶん気が付きません。

パワーのあるボールを打てない初級者のボールを受けているうちは粒の寿命は長いですが、パワーやスピードのある高校生男子クラスのボールを受けるようになると、あっという間に粒が切れます。

ルクセンブルクの倪夏蓮選手は、一週間で粒が切れてしまうほどです。

粒が折れてしまったかどうかの判断の仕方

愛ちゃんが体験したような、粒が根元からバックリと本当に切れてしまうようなことは、実際にはたまにしか起こりません。

一般的に粒の弾力がなくなって、ゴムが伸びて弱くなってきたかどうかで判断します。ラケットを眺めているだけでは判断できません。

以下のように確認してみると良いでしょう。

  1. ボールが当たる部分の粒を指で軽く倒します
  2. 粒の根本の状況を確認します
  3. 根本が白くなっていたら、粒が弱くなっている証拠。替えどきです

粒高ラバーの替え時あるある勘違い

  • 人差し指が当たるところが丸くなってからで良いんじゃない?

    →人差し指が当たる部分が丸くなる頃には、たいてい粒も折れて弱くはなっています。粒が丸くなるより折れるほうが早いです。
  • 剥がれてきてからでいいんじゃない?

    →ほとんど手遅れ状態です。粒の方は伸び切っています。
  • 網目のある粒なら、網目がなくなってきたらでいいんじゃない?

    →網目もラバーによっては重要かもしれませんが、網目ではなく粒の効果を利用するものですので、見るべきポイントはそこではありません。

粒が折れて効かなくなったときの症状

粒の弾力性が少しずつ弱くなっていくので、なかなか気づかないのですが、プレーに以下のような症状が現れます。

  • 粒高面でのスマッシュが入らなくなる
  • 球が浮く
  • 狙ったコースに飛んでいかない

根元が弱いと、簡単に粒が倒れてしまいます。

粒をあまり倒さない打ち方はあまりできなくなります。全く安定しません。

根元が弱くなってしまった粒は簡単に倒れてしまううえに、粒によりへたり方がそれぞれ違うので、粒の倒れ方や力が一定ではありません。それゆえ、安定した返球が出来なくなります。

これでは上達もしませんし、試合にも勝てません。

へたった粒高ラバーを新品のラバーに替えると、低く鋭いプッシュが飛んでいくので、いかに粒高ラバーがへたっていたのかを実感できてしまうことがあります。

へたった粒高ラバーでは、プッシュもブロックも浮いてしまいます。

フォア面とバック面同時に替えることが多く、片方だけ替えるということはあまりしませんよね。

フォア面の裏ソフトの寿命に合わせてバック面の粒高を替えると、実は既に粒高の寿命が尽きていたのではないかと実感していまいます。

ラバーの種類や打ち方にもよりますが、裏ソフトよりも粒高ラバーのほうが寿命が短いのではないかと、私は考えています。

初級者のうちは裏ソフトラバーよりも寿命は長いですが、上級者になるにしたがい、非常に短くなります。高校生男子クラスのパワーと回転を受けるようになると、粒高は1ヶ月持ちません。

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