初級者から上級者まで、Butterfly フェイントソフト

フェイントソフトは、1974年から販売されているバタフライのロングセラー商品である粒高ラバーです。

今から○十年前、私が中学生の頃、初めて貼った粒高ラバーがこのフェイントソフトでした。私の粒高の原点となるラバーです。

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フェイントソフトの概要

バタフライのカタログより

前陣攻守型と安定性重視のカット主戦型にお勧めの、バランスの良いツブ高ラバー。相手のスピンやスピードに影響されにくく、強烈なドライブを容易にはね返すことができます。ナックル性やカット性のショートにも向いています。

フェイントソフトを使用してみての評価とレビュー

中学生の頃、粒高ラバーとはどういう性質のものなのかもよくわからずに、カーボン入りラケットにフェイントソフトのを貼っていました。そのラケットはもうとっくに廃盤になっていますが、カーボン入りなのにあまり飛ばないラケットでした。

裏ソフトからの初めての粒高ラバーだったのですが、フェイントソフトはあまり違和感を感じることなく打つことが出来ました。

違和感は感じませんでしたが、今までのようにバックを振っていたのでは入らないということはわかりました。

粒高の打ち方を教えてくれる人はいなかったため、独学で粒高の使い方をマスターしました。

今考えると、粒高ラバーと言うよりも表ソフトラバーの感覚に近かったので、打ちやすかったのかもしれません。

打ちやすいですが、変化はそれほど期待できません。

サーブ

私が今現在使っているOXのラバーでバックハンドのロングサーブを打つことは難しいですが、フェイントソフトはロングサーブを打ちやすいです。

しかも、コートの角を狙って、高確率で入れることが出来ました。OXラバーでは飛ばないので、コートの角を狙うのは難しいのですが、フェイントソフトはスポンジが入っているぶん、ボールが飛んでいくので、ロングサーブが打ちやすいです。

しかも、一応粒高なのでナックル気味の打ちにくいボールが飛んでいきます。

裏ソフトでのバックロングサーブとほぼ同じ感覚でバックロングサーブを打つことが出来ました。

ただ、回転があまりかからないので裏ソフトでのロングサービスに比べ勢いはありませんが、基本的にナックルが飛んでいきます。

裏ソフト面と粒高面では球質が違うので、サーブを出す面を変えることにより、高確率でサービスエースが狙えます。

レシーブ

スポンジが入っているフェイントソフトは,OXよりもレシーブがしやすかった印象があります。そこそこ飛んでいくので、OXよりネットミスが少ないかもしれませんが、反面、オーバーミスは多いかもしれません。

裏ソフトからの転向であれば、ややネットミスしやすいという印象を持つと思います。

攻撃

あまり難しく考える必要はないくらいに、振ることが出来ます。

スポンジの厚みがある分ボールが食い込むので、そこそこ威力のあるボールが打てます。極薄と薄では違うかもしれませんが、薄は変化系表ソフトに近い感覚になっているからだと思います。

ちなみに、バタフライの薄はTSPの中に相当する厚さです。

ツッツキ

裏ソフトとほぼ同じ感覚、ほぼ同じフォームでツッツキが打てます。

当たり前ですが、回転はそれほどかかりません。

バックのツッツキの撃ち合いになった時、ラケットを回して裏ソフトで回転のかかったツッツキを打っていたかと思えば、また回転させて粒高面でツッツキを打つと、かなりの確率で相手はミスしてくれました。チャンスボールもよく来ましたし。

ブロック

おそらく今の私がフェイントソフトを貼ると、「飛びすぎて使えね~!」となっていると思います。ですが、両面裏ソフトから転向したばかりの当時は、裏ソフトに近い感覚でブロックしていたと思います。

これもやはり、粒高ラバーとはいえ表ソフトラバーに近い性質だからだと感じています。

フェイントソフトのメリット、デメリット

メリット

裏ソフトから転向したばかりの粒高初心者にとっては、非常に使いやすいラバーです。

裏ソフトラバーとそれほど違わない感覚で打つことができますので、いきなりOXを使用するよりは戸惑いは少ないと思います。

価格が2,000円前後であり、リーズナブルなことも魅力の一つです。

デメリット

使いやすい反面、粒高らしい変化はあまりないので、粒だからしい変化を求めている人にとってはかなり物足りないラバーになります。

使いやすくても変化が少ないので、使い方を間違えると相手にチャンスボールを与えることになってしまいますので、中級者以上で勝ち上がるためには、コース取りや緩急に工夫が必要になります。

フェイントソフトを使用している選手

北朝鮮のカットマンのキム・ソンイ,中国の異質攻守型の何卓佳(ヘ ジュオジア)がフェイントソフトを使ってます。

キム・ソンイ選手はロンドン五輪で福原愛選手がまず破れ、3位決定戦で石川佳純選手が破れた相手でもあります。

その後の世界卓球団体戦で、石川佳純選手は激闘の末リベンジを果たしましたが、非常に粘りのある選手です。

何卓佳選手は2018年のグランドファイナルで準々決勝で石川佳純選手を、準決勝で丁寧選手を破って準優勝した攻守型の選手です。

カットマンであればキム・ソンイ選手、前陣攻守型であれば何卓佳選手の粒高使いが参考になると思いますが、非常に高い技術の持ち主であることがわかります。

総合評価(まとめ)

スポンジが入っているので非常に扱いやすく、粒高初心者向けのラバーです。

初級者向けと言われていますが、世界のトップ選手でも使用する選手はいますので、初級者から上級者まで使用できるラバーです。

変化は少ないかもしれませんが、その変化でチャンスメークをし、ときには粒高面で決定打を打つことができます。

だから、変化だけでなく攻撃力も求めるトップ選手にも愛されるのかもしれません。

リーズナブルで扱いやすい粒高ラバー。

ロングセラー商品であるのも頷けます。

打てる粒高ラバーです。

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