Dr.Neubauerのデスペラード(Desperado)を使ってみた

粒高の魔術師と呼ばれた Dr.Neubauer 氏が開発した粒高ラバーです。

目次

デスペラードの概要

  • スピード:55
  • コントロール:83
  • スピン:81
  • 幻惑度:8.5
  • 硬度:M
  • 色:赤・黒
  • 厚さ:OX / 0.6mm / 1.0mm

Dr.Neubauer社公表の値です。

粒の形は円柱形ですが、根本が台形になっているタイプです。粒高では珍しく、表面に網目がついています。

デスペラードの特徴

Dr.ノイバウアラバーの中で、「粒高効果No.1のラバー」です。

攻めてきたボールのブロックや、カット性ブロックの幻惑効果は絶大であり、揺れながら相手のコートで低く沈むその特性は、相手に甚大なフラストレーションを与えます。

デスペラードを使用してみての評価とレビュー

ニッタクの剛力ラケットにOXを貼って使用してみました。

今まで購入した粒高一枚ラバーは、どれも粘着シートが貼られている状態で販売されています。

しかし、Dr.Neubauer社の粒高OXラバーは粘着シートが付いておらず、まず貼るのに四苦八苦しました。

カールやフェイントシリーズとは違い、ラバーの透明度が高いために貼り方がまずいとラケットの板目が見えてしまいます。地方大会なら問題ありませんが、公式審判がつくような大きな大会ではNGになってしまいます。

スポンジありのタイプなら板目が見えてしまうというようなことはありませんが、一枚ラバーの場合は注意が必要です。

プッシュ

鋭く突き刺すようなプッシュが飛んでいきます。

弾道が低く、スピードもあります。

ただ、ボールが揺れている感じはしません

ふわっとしたボールにはあまりならず、あまりナックル球にはならないのかもしれません。ボールが揺れないこともあって、安定感はあります。

斜めに振り下ろすツッツキのようなプッシュ

斜めに上から振り下ろしてやや切るような叩くような攻撃的プッシュは、あまりのやりやすさにビックリしました。

コントロールもしやすいです。

ブロック

ネット上では低弾性であまり弾まないという評価が多いです。

しかし、私がが今まで使用してきた粒高一枚ラバー(カールシリーズ、フェイント、バーティカル等)の中では最も弾み、使い始めはうまく止めることができずオーバーミスが多くなってしまいました。

これは、スポンジありとなしで評価が分かれるのかもしれません

少し慣れてきたら、スピードのあるキレたボールが飛んで行くことを実感できました。

カット性ブロックは引っかかりが良いのかひじょうにやりやすく、切れ味が素晴らしいです。反面、あまりナックル球にはなりません。

攻撃

やりやすいです。

深く考える必要もなく、面白いように決まってくれます。今まで使ってきたOXラバーの中で一番攻撃しやすいラバーかもしれません。

この安定感は素晴らしい。

大会にて

ラケット交換で、「何これ?何このラバー?聞いたこと(見たこと)ない!?」という反応がほとんどでした。

おばさんたちの間では、カールやフェイントは知っていても、Dr.Neubauerの知名度の低さといったら…。ただ一人、Dr.Neubauerの他の粒高ラバーを使用しているペン粒のおばちゃんだけがこのラバーをわかってくれました。

ラバーを比較検討したり、カタログを読み込んだり、ラバーをいろいろ貼り替えて研究するようなおばちゃんなんて、稀な存在だからな…。

他の人のデスペラードの評価の紹介

デスペラードは安定性が高くて、一般的な粒高選手には最適だと思います。個人的には面白みがありませんでした。カット用の粒という感じはしましたが、普通の粒高選手でも十分使えます。

弾力がないと言われますが、粒の攻撃性が高く、むしろ弾力が高めなのではないかと思います。粒が倒れやすく、ナックルよりキレ気味重視のような感じがします。

カットマンやペン粒選手からの評価ばかりで、私のような前陣異質攻守型の人の評価はあまりないように見受けられました。

デスペラードのデメリット

なんと言っても、その値段の高さ(¥5,000前後)と粒がちぎれやすいという耐久性のなさでしょう。

デスペラードを使用している選手

日本リーグ1部のエクセディ所属の浅井一恵選手が、バック面にデスペラードOXを使用しています。

デスペラードのラバー紹介で、「2016年度全日本カデットなどでも決勝進出」とあり、その時決勝進出した選手が、この浅井一恵選手です。

総合評価(まとめ)

ネット上にはスポンジありを使用するカットマン、またはペン粒の方の評価が多いからかもしれません。

OXラバーを使用する前陣異質型の私としては、それらとはやや異なる評価となりました。

思ったより飛んでいきますし、止まらないし、ボールは切れるかもしれませんがあまりナックル球にはなりません。

低くて鋭い弾道と攻撃のしやすさから、守備というよりは攻撃的な粒高ラバーだと感じました。

特に、下回転に対し斜め上から叩き落とすような切るようなプッシュは、速く鋭く、それでいて粒高のいやらしさもある球質で、相手にとってはひじょうにやりにくいのではないでしょうか。

そしてカット性ブロックの低くて鋭い弾道は、とても魅力的に感じました。

粒で相手の回転をそのまま切って返すようなカットマンやペン粒の人向けのラバーで、ナックル好きにはあまり向いていないラバーです。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる